ピース又吉が芥川賞受賞！64万部達成の「火花」ってどんな話？
タレントのピース又吉直樹さん(35)が自身の作品「火花」で芥川賞を受賞されました。テレビでも散々取り上げられ、記事執筆時点（7月16日）では64万部のベストセラーを記録しています。
芸人による芥川賞受賞は勿論史上初です。また、受賞により「火花」もミリオンセラーは少なくとも達成しそう。
又吉 芥川賞受賞の「火花」ってどんな話？
さて、今回芥川賞を受賞した又吉直樹さんの作品「火花」ですが、一体どんな話なのでしょうか？ということで、簡単にまとめていこうと思います。
自伝的要素も含む「火花」
この作品は、若手芸人の徳永（作中では"僕"）と先輩芸人の神谷のストーリー。芸人が主人公ということで、何となく感づかれている方も多いかとは思いますが、この作品は又吉さんのある種「自伝」的な要素も含んでいると思われます。
又吉の自伝的要素も強い『火花』。徳永のモデルが又吉だとしたら、神谷のモデルというべき存在は、又吉が「師匠」と呼ぶ先輩芸人であるお笑いコンビ・烏龍パークの橋本武志（38才）だ
こちらの記事でも紹介されていますが、作中に登場する先輩芸人の神谷のモデルではないかと推測されているのがお笑いコンビ・烏龍パークの橋本武志さん。
参考：「火花」モデル、僕じゃない 又吉さん先輩の困惑と本音：朝日新聞デジタル
実際は、橋本さん本人も「神谷のモデルは僕では無い」と否定しているものの、又吉さんが影響を受けた先輩芸人ということに変わりはないようです。
「火花」は単行本で152ページ
芥川賞受賞作はどちらかというと読みにくい作品が多いと言われていますが（勿論、全ての作品に当てはまる訳ではありません）この作品は比較的読みやすいとの評価も多いので、普段あまり読書はしない...という方も試しに読んでみてはいかがでしょうか？
当然のことながらKindle本も発売中。早く文庫化してくれ。
まとめ
レビューにはいわゆる「イロモノ」的な作品である、との声も多く見受けられますが、本を読んでみて抱く感想は人それぞれ。芥川賞受賞の「火花」をこの機会に読んでみてはいかがでしょうか？
