【世界陸上】サニブラウン・A・ハキームの凄い記録をまとめてみた
先日、世界陸上・北京の男子200mで準決勝に進出したサニブラウン・A・ハキーム(16)ですが、本当に凄いですよね。ということで、彼の凄い記録をまとめてみました。
100m・200mの自己ベスト
100m | 200m | |
---|---|---|
サニブラウン | 10.28 | 20.34 |
日本記録 | 10.00 | 20.03 |
世界記録 | 9.58 | 19.19 |
まずは100mと200mの自己ベストから紹介。比較対象として、日本記録と世界記録も載せておきました。こうしてみると、ボルトの凄さが分かりますね...。
100mで10.28というのは、日本の歴代記録第10位の記録が10.06であることを考えると飛び抜けて凄いタイムということでもありません。が、彼はまだ16歳です。
200mで20.34という記録は、世界はさておき日本でこの記録を上回っているのは歴代でも7人しかいません。先日行われた予選ではこの自己ベストに近い20.35を記録していますので、調子は上々と言えそうです。
ジュニア(20歳未満)記録の場合
ということで、大人の選手に混じってもなかなかの記録を持っているサニブラウンですが、ジュニア(20歳未満)の選手の中ではどれほどの選手なのでしょうか?
100m | 200m | |
---|---|---|
サニブラウン | 10.28 | 20.34 |
日本記録 | 10.01 | 20.29 |
世界記録 | 9.97 | 20.03 |
ということで、こちらも表にしてみました。ジュニア100mの世界記録保持者はトレイボン・ブロメルで、200mの世界記録保持者はご存知ウサイン・ボルトです。
ジュニア100mの日本記録保持者は、ユースの世界記録を持っている桐生祥秀です。200mは大前祐介の20.29が日本記録。サニブラウンの20.34はそれに続き第2位なんですね。
史上最年少での代表選出
日本代表として、世界陸上に出場した高校生は12名います。その中でも、16歳5ヶ月での出場というのは、日本史上最年少となります。
また、7月に行われた陸上世界ユース選手権では、大会記録20.40を上回る20.34(自己ベスト)で優勝しています。ちなみに、この20.40という記録はあのウサイン・ボルトの記録。これが、「ボルト超え」と呼ばれる所以です。
まとめ
16歳という若さで世界陸上に出場、予選通過というとんでもない快挙を成し遂げたサニブラウン・A・ハキーム。今後、ますます活躍が期待されます。